こんにちは!
本日は手足口病です。
手足口病は漢字から表される通り、手、足、口に水泡性の発疹を起こす疾患です。
エンテロウイルス、コクサッキーウイルスが原因となり5歳以下の児童の発症が9割以上と児童に好発しますが成人にも起こりうる感染症です。
主に飛沫での感染となりますがウイルスは糞便にも混じるのでおむつ交換したのちにどこかに触って感染というパターンも多いそうです。
主な症状は多、足の裏、口腔、お尻など様々な場所に水泡性の発疹が出ます。
口腔にできた発疹がつぶれると口内炎のようになり食事も満足に取れなくなります。
また、3分の1程度で発熱が見られ、ごくまれに脳炎、髄膜炎などの重篤な疾患に至る場合があるので注意が必要です。
手足口病では特徴的な症状、年齢から特別な検査をせず診断学が下されます。
また、特別な薬もないためかゆみ等に対しては対症療法となります。
コロナ禍における現在は消毒などしっかりされている方も多いと思うので心配はしておりませんが、手足口病はウイルス感染症なので移る場合があります。
おむつ交換時の手洗い、マスク、手指消毒などの感染対策を徹底してください。
今回の手足口病は夏の3大風邪と言われています。
次回もお楽しみに~
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