こんにちは!
本日は肺癌です。
日本における死因は悪性新生物(ガン)が1位となっております。
その中でも肺癌は男性1位、女性では2位となっており、今後も死亡者数が増加するといわれている疾患です。
肺癌は大きく2種類に分かれ小細胞がんと非小細胞がんに分かれます。
非小細胞がんはさらに扁平上皮がん、腺がん、大細胞がんに分けられます。
扁平上皮がんと腺がんが8割ほどを占めます。
扁平上皮がんは男性、腺がんは女性に多いといわれ、喫煙による発がんリスクは扁平上皮がん、小細胞がんに多いといわれています。
肺癌は様々な症状を呈し、長く続く咳嗽や血痰が重要な症状です。
検診の特に見つかることが多いので定期的な検診は受けたいものです。
がんのできる場所により多様な症状が出現します。
胸膜にできると肺に水が溜まる胸水。
反回神経周囲にできると嗄声(かすれ声)。
上大静脈を圧迫すると上大静脈症候群(顔のむくみ)。
交感神経周囲にできるとホルネル症候群。
などが起こります。
また全身症状としてばち状指が特徴的です。
また、がん細胞がホルモンを産生し、筋力低下や高カルシウム血症、低ナトリウム血症などを引き起こす場合もあります。
診断はX線、CTなどで確認します。
最近ではPET検査など早期発見できる検査もあります。
治療としては小細胞がんは早期では化学療法が期待できます。
一方、非小細胞がんでは化学療法は50%程度の腫瘍縮小などが認められるのが30%程度と低く、手術ができそうなら手術が選択されます。
ここまで内容を書かせていただきましたが早期発見が非常に重要です。
先ほども書きましたが定期的な検診を行うようにしましょう。
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