今回は関節唇損傷、通称SLAP損傷についてお話していこうと思います!
関節唇損傷は、よくスポーツで起こる肩の損傷です。
野球やバレーボール、テニスなどの手を頭上に上げるオーバーヘッド動作という動きを繰り返すことで起こる関節の痛みです。
症状は手を挙げた時の痛みや引っ掛かり感だったり、ひどくなってくると夜寝る時の痛みや動かす時に痛むなどといった症状も出てきます。
動かす範囲が狭くなってしまうので、可動域制限や筋力低下も起こってしまう事もあります。
治療としましては、痛みがでてすぐは炎症や痛みが強いため、安静にして薬物療法などを行います。
炎症が落ち着いてきたら理学療法でのリハビリを行います。
損傷部位に負担をかけないように、上肢のみならず体幹や下肢の可動域改善、筋ストレッチ、筋力強化なども行うこともあります。
しっかりとリハビリを行えば、保存療法で症状が軽快する場合が多いですが、3~6ヶ月経っても改善がみんられない場合には手術療法が必要になる場合もあります。
おすすめコース