こんにちは!
本日はかぜ症候群です。
いわゆる風邪ですね。
かぜ症候群は上気道の急性カタル性の炎症の総称として定義されています。
上気道とは鼻腔、咽頭、喉頭までの部位をいいます。
かぜ症候群は主にウイルスによって発症します。
原因ウイルスとして鼻症状が強いのがライノウイルス、咽頭痛が強いのがアデノウイルス、エンテロウイルスになります。
関与する割合としてはライノ30%、アデノ15%、昨今話題のコロナ10%、その他5%、細菌5%となります。
のこり40%は未知のウイルスです。
未知ってめちゃくちゃ怖いですよね、、、
でも人には未知のウイルスにも抵抗できるように自然免疫が備わっています。
自然免疫を落としてしまうと某新型ウイルスにも太刀打ちできない体になってしまうので、感染予防対策をしつつ適度な運動、バランスの良い食事を心がけていただければと思います。
さて、少し脱線しましたがどのウイルスにかかっても症状はいわゆる風邪症状です。
鼻水、のどのイガイガ、咳など皆さんが想像しうる症状です。
いわゆるかぜ症候群では38度程度の発熱を伴うくらいの軽微な症状なので、自宅で安静、水分補給しとけば薬を飲まなくても治る場合がほとんどだといわれています。
呼吸器疾患の既往がある方、高齢者は肺炎に移行する可能性があるので注意は必要です。
本日は以上になります。
次回以降は気管支~肺疾患を連続でお届けします。
お楽しみに~
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