こんにちは!
今日は腰部脊柱管狭窄症についてブログを書こうと思います!
脊柱管狭窄症とは、その名の通り脊柱管という背骨の中にある神経の通り道が狭くなり、
神経が圧迫される病気です。
中高年の男性に多い脊柱管狭窄症は、神経をおさめている脊柱管の内面が、
前からは椎間板・椎体後縁骨棘の突出、後ろからは黄色靭帯の肥厚、横からは椎間関節のトゲで
狭くなった状態を指します。
椎間板ヘルニアのなれの果ての状態と言えます。
また脊椎すべり症で、脊柱管が狭くなった場合にもありえます。
神経および神経周辺の血管も圧迫されるため、脊柱管内で上下の自由移動が出来ず、
数100メートル、数10メートル歩くと痛みやしびれで立ち止まり、
休憩しなければ次の一歩が出ない間欠性跛行(かんけつせいはこう)が生じてきます。
しゃがんだり、前屈すると血管や神経の首絞め状態が解放されるため、再び動けるようになります。
脊柱管狭窄症の症状は、お尻から太ももの裏、ふくらはぎや足にかけて痛みやしびれ、
重だるさを訴えることが非常に多い病気です。
重症でない場合、腰痛は軽度であることが多いのも特徴です。
脊柱管が狭くなる原因は様々ですが、多くは加齢に伴う骨や靭帯の変性・変形が原因です。
椎間板ヘルニアや脊椎すべり症、骨折などに続発する場合や、先天的に脊柱管が狭い事なども関連しているといわれています。
靭帯や椎間板、骨の変性(劣化)は悪い姿勢や重いものを持つ仕事、激しいスポーツなど様々なことが原因になると推測されていますが、直接の関連ははっきりとはわかっていません。
遺伝的に背骨の変性が起こりやすい体質などもあるようです。
いかがでしたか?
今回はここまでです!次回もお楽しみに!
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