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同心整骨院のブログ

アキレス腱炎ってなに?

こんにちは!
本日はアキレス腱炎です!

皆さんアキレス腱はご存知だと思いますがアキレス腱は2つの筋肉の共同腱として踵の骨に付着します。

その筋肉は腓腹筋とヒラメ筋です。

腓腹筋はふくらはぎの表面の筋でヒラメ筋は腓腹筋の奥に隠れている筋肉です。

長時間の歩行やランニング、ダッシュなど、ふくらはぎの筋が繰り返し収縮するとアキレス腱に負荷がかかり炎症を起こします。

ひどくなってくると足を動かすだけでも痛みが強く出てきます。

まずは炎症を引かせるために安静、アイシングなどが重要になります。

それらに併用して整形外科や整骨院等でマッサージ等の理学療法も大変効果的ですので積極的に受けていただきたいです。

さて、アキレス腱炎を発症しやすい人には患側(発症した側)の股関節、体幹機能が低下していることが多いです。

具体的な例を出すと歩行の踵接地(Ic)時の大腿骨内旋と体幹同側側屈です。

このままではわけがわからないのでIc時の大腿骨内旋から見ていきましょう。

通常のIc時には大殿筋というお尻の筋肉が活性化されます。

アキレス腱炎を罹患されえいる方はこの大殿筋の働きが弱い、遅延している可能性があります。

大殿筋の作用は股関節の伸展、外旋です。

つまりこの筋が働きにくくなると推進力が失われ、膝が内に入ってしまいます。

すると推進力を得るため股関節伸展ではなく、膝関節屈曲優位で歩行を行います。

膝の屈筋はハムストリングスと腓腹筋が主に働くので大殿筋の働きが弱いだけで腓腹筋に負担がかかります。

次に膝が内に入ると脛骨は外旋します。
脛骨が外旋すると足首の関節を構成する距骨は回外し、距骨と踵骨の関節であるST関節も回外します。
踵骨に付着するアキレス腱はST関節回外により腱自体にひずみが生じ、負荷がかかりやすくなり炎症を起こします。

体幹の側屈もこんな感じの理由でアキレス腱炎の原因となるので今回は省略します。

アキレス腱炎は安静等も必要ですが股関節、体幹を鍛えることによってましになる事もありますのでぜひやってみて下さい。

今回はだいぶ専門的だったのでアキレス腱痛いしとりあえずお尻鍛えとこ!くらいの感覚で呼んでいただければと思います!

本日はここまでとなります!

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同心整骨院のスタッフ 河井一輝

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