こんにちは!
今回は最近大阪マラソンや東京マラソンなど大型のマラソンイベントがあったため、ランナー膝という疾患についてブログを書いていこうと思います!
ランナー膝は、ランニングによる膝関節周辺のスポーツ障害の総称で、様々な病態が含まれています。
今回は、その中でも膝の外側がうずきやすい腸脛靭帯炎についてお話していこうと思います。
腸脛靭帯炎は、ランニングによる膝障害の代表例です。
原因は膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靭帯が大腿骨外顆とこすれることにより炎症を起こし、痛みが発症します。
発生の原因はオーバーユース(使いすぎ)です。
過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢のアライメント(内反膝)など、さまざまな要因が加味されています。
症状は大腿骨外顆周辺に限って圧痛があります。
腸脛靭帯は明らかに緊張が増し、時に靭帯の走行に沿って疼痛が放散します。
初期はランニング後に痛みが発生しますが、休むと消失します。
しかし、ランニングを続けていると次第に疼痛は強くなって、なかなか痛みが取れないといったことが出てきます。
治療としては、オーバーユースのために保存療法が第一です。
局所安静をしてランニングなどせずに休ませて、次に大腿筋膜張筋など股関節外側部を主としたストレッチの強化、そしてアイシングをするのがおススメです。
さらに痛みがひどい場合は消炎鎮痛剤の投与や超音波などの物理療法を行います、
一旦症状が出ると簡単にはなくなってくれないので、適切な安静が大切です。
今回はここまでとなります!
次回もお楽しみに~
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