こんにちは!
今回は糖尿病についてお話ししていこうと思います!
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは、膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や失明・腎不全・足の切断などといった、より重い病気につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡などを起こすことがあります。
今回は糖尿病の基本的なお話をしていきます!
まずは血糖とインスリンについて。
私たちが普段食事をすると、栄養素の一部は糖となって腸から吸収されます。寝ている間など、食事をしない時間が続くときには、主に肝臓により糖が作られています。党派体にとって大切であり、食事をした時も食べていないときも常に血液中を流れています。
糖は血液の流れに乗って、体のあらゆる臓器や組織へめぐります。
血液中をただよい、筋肉などの細胞までたどり着いた糖は、同じく血液中に流れていたインスリンの助けっを借りて細胞に取り込まれます。取り込まれた糖は、私たちの身体が活動するためのエネルギーの源になります。
インスリンは、細胞のドアを開ける鍵のような役割を果たしています。
インスリンが十分に働かないというのはどういうことか?
糖尿病になると、インスリンが十分に働かず、血糖をうまく細胞に取り込めなくなるため、血液中に糖があふれてしまいます。これには、2つの原因があります。
・インスリンの分泌低下
膵臓の機能の低下により、十分なインスリンを作れなくなってしまう状態です。
細胞のドアを開けるための鍵が不足しているので、糖が中に入れず、血液中にあふれてしまいます。
・インスリン抵抗性
インスリンは十分な量が作られているけれども、効果を発揮できない状態です。
運動不足や食べすぎが原因で肥満になると、インスリンが働きにくくなります。鍵であるインスリンがたくさんあっても、細胞のドアの建付けが悪く、開けることが出来ません。この場合も、血液中に糖があふれてしまいます。
長くなってしまったので、次回に続きます!
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