こんにちは!
今回はランニングなどで起こりやすい腸脛靭帯炎について、なりやすい原因をお話していこうと思います!
腸脛靭帯炎は、別名ランナー膝といわれるほど、ランニング時に起こりやすい疾患です。
腸脛靭帯炎の特徴は地面に接地した瞬間より、そこからの体重移動やかかとの蹴り上げ動作時に痛みがでるとされています。
軽度のものならば5~10km程度のジョギングが行えますが、重度になると歩行時に痛みを起こすことも少なくありません。
腸脛靭帯炎が起きる5つの原因をご紹介します!
まずはランニングフォーム不良。
接地から蹴り出し動作の間に膝が内側に入る「ニーイン」。この傾向が顕著なほど腸脛靭帯に負荷がかかって緊張が増し、骨との摩擦が強まります。
二つ目は急な走行距離の増加。
靭帯の緊張度合いには、靭帯の上部前方に付着する大殿筋が関わります。
いきなり走る距離や頻度を1.5倍、2倍など過度に増やすと、筋疲労の蓄積に回復が追いつきません。
その結果、大腿筋膜張筋や大殿筋の緊張増加に伴って靭帯の摩擦が増します。
三つ目は骨格バランスの不良。
O脚や回内脚など骨格のゆがみがあると、ランニング時に腸脛靭帯へ負担がかかりやすくなります。
四つ目はランニング環境の不具合。
左右に傾斜のある路面を走ると下肢全体にたわみ、ねじれが起こって膝の負担が増えます。
アスファルトのような硬い路面、特に下り坂を走ることは筋肉や靭帯へのダメージが強く、腸脛靭帯炎などの故障リスクが上がります。
五つ目は不適切なシューズの使用。
サイズが合っていない、かかと部分がフィットしていない等。
足元の不安定さはそのまま膝の不安定に繋がって故障の原因になります。
一度、シューズのチェックもしてみるといいと思います!
以上が腸脛靭帯炎になりやすいとされている原因になります。
ランニングの時は十分にお気を付けください!
今回はここまでとなります。
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