こんにちは!
今回は舟状骨(せんじょうこつ)骨折のお話です!
本日の舟状骨という骨はどこにあるのかご存知ですか?
前回ブログのコーレス骨折は橈骨遠位端でしたが、その近くにあります!
手の親指をグッと反らすと筋が浮き上がって三角形の溝ができますよね?
その溝の下にある骨が舟状骨です!
ちなみにその溝のことを解剖学的嗅ぎ煙草入れ(タバコ窩)といいます、本当ですよ、、、(笑)
舟状骨骨折はコーレス骨折と同じように手をついて転倒した際に折れやすいです。
コーレス骨折は手首の近位2、3センチの所に圧痛を訴えるのに対し、舟状骨骨折はタバコ窩に限局した圧痛を訴えます。
コーレス骨折に比べ痛みは少ない場合も多いので捻挫と間違えて放置してしまう場合もあります。
放置し続けた場合、きちんとくっつかず偽関節といわれる後遺症になる場合があります。
偽関節は元々関節がない部分に骨のくっつきが悪いために偽物の関節のようなものを作ってしまう後遺症です。
舟状骨は血流が乏しく、偽関節の好発部位なので注意が必要で固定期間は6~12週と長期間になります。
タバコ窩に痛みがある場合は念のため病院受診しておきましょう。
本日はここまでです!
骨折などでの長期間の安静、ギプスなどでお身体が動かしにくい方は同心整骨院までご相談下さい。
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