食物繊維が少ないと腸内環境が悪くなり、大腸がん以外にも、さまざまな病気で死亡リスクが上がります。
これも国立がん研究センターが主体となり、45～74歳の日本人約9万人を平均約17年間追跡調査した結果で明らかになった衝撃な事実です。
それによると、総死亡率、がん死亡率、循環器疾患(心臓病や脳卒中など)死亡率は、食物繊維の摂取量が増えるほど、男女ともに下がる傾向がありました。
たとえば、食物繊維の摂取がもっとも少ないグループの総死亡率を基準にすると、摂取量がもっとも多いグループでは男性で23%、女性で18%もリスクが低かったです。
逆に言うと、食物繊維が少ないほど死亡率は上がりやすいのです。
さらに、食物繊維の供給源別では、男女ともに豆類、野菜、果物からの繊維摂取が多いほど、死亡リスクは下がっています。
店長
渡辺 ワタナベ
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