台所で足腰が痛くなる原因(2022年11月23日 11時08分) もりもり整体院

よく患者さんから台所で炊事をしていると腰や脚が痛くなるというお話を伺います。

なぜそうなるかというと股関節が使えていないからだと思います。

台所では洗い物や料理をする際に体が前傾になるので腰が常に引っ張られている状態になります。

ちなみに前屈して45度以上屈むと今度はお尻にテンションがかかることになります。

筋肉は基本的には縮むことしか自動でできません。
伸ばすときはストレッチなどで強制的に伸ばさないとできないのですが筋肉は伸ばされ続けたり支え続けている方が負担になるのです。

そしてストレッチにも言えることですが2分以上伸ばし続けるとその後にかえって筋肉を縮めようとする働きが生じるのでかえって硬くなってしまうのです。

すると筋肉の硬直→血行不良→筋肉の酸欠による発痛物質の産生によって痛みとして認識するという過程です。

ではどうすればいいのかというと台所と身体の間に雑誌や低めの台を片方の足の下に置いて自然と股関節が屈曲するシチュエーションを作っておくのです。

すると前傾する動きで腰だけに負担がかかるということが無くなり前傾しやすくなります。

その様にすれば負担なく炊事ができるようになりますので試しにやってみてください。

それでは。
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