こんにちは
BODY LABOの星野です。
一流アスリートのケアにも欠かせない
「筋膜リリース」テクニック、IASTM筋膜リリースを紹介します。
IASTM筋膜リリースは、軟部組織障害(骨格以外の部分の不調)を特定し筋膜の癒着や可動制限をよくし、新しいテクニックです。
近年注目される筋膜リリーステクニックの先駆であり、開発国のアメリカを中心に2万人にもなるプロバイダーが活躍しています。 NBAやMLB、NFLチームの選手ケア、オリンピックの会場でも幅広く使用され、最強スイマーのマイケル・フェルペス選手の治療にも使用されました。海外ではカイロプラクターを始めアスレチックトレーナーや理学療法士の間で欠かせないテクニックとなっており、カイロプラクティック大学の授業でも扱われています。
不良姿勢や使い過ぎにより、筋肉を包んでいる「筋膜」の滑りが低下すると、皮膚・筋肉・靭帯・関節包などの柔軟性も低下してしまいます。
このような滑走性低下部分を探し出してリリースする(解放する)ことに特化したIASTMというステンレスツールを使用する施術は、効果が実感しやすく、ほとんどの方に施術直後に変化を実感していただいています。
滑走‥正常な状態です。ヒアルロン酸が潤滑液の役割を果たしています。
癒着‥筋膜同士の滑りが悪くなった状態です。ヒアルロン酸が凝集化しています。
硬化‥筋膜が硬くなった状態です。伸縮性・弾性が減少し、可動域制限・運動痛などの症状が表れます。
IASTMの振動刺激により神経の受容器である伸張レセプターに働きかけます。(体性自律神経反射)
すると凝集化したヒアルロン酸及びそれにより配列が変化しゲル化された基質は、血流の増加により温度が上昇し、流動化されることで通常のゾル状へ戻ります。
結果、滑走性が正常化して可動域拡大や運動痛の減少につながります。
★神経反射により皮下の血流が増加し、ヒアルロン酸の水分量が回復します。
★筋肉同士の滑走性が回復し、可動域が正常に近づきます。
IASTMで皮膚をこすると、筋膜をはじめとする硬くなった軟部組織が破壊されます。
壊された軟部組織は皮下で点状・斑状に出血し、赤いアザのようになります(通常、アザは数日で消失)
日本では国際基準カイロプラクターや国家資格保持者のみが講義を受講できますが、 日本に入りまだ数年のため有資格者は400名程。当サロンは日本でIASTM筋膜リリースを受けられる数少ない施設の一つです。
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