暑さに強くなるには、暑熱順化が必要です。
体を暑さに慣れさせることで、熱中症予防にもつながります。
・暑熱順化のポイント:
運動:ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を、
やや暑い環境で、少しきついと感じる程度の強度で、毎日30分程度行う。
入浴:湯船にゆっくりと浸かり、汗をかく。
継続:数日から2週間程度、継続することが大切。
無理のない範囲で:直射日光が当たる場所での運動は避け、夜間や早朝、日陰など涼しい場所で行う。
水分補給:運動後や入浴前後に、水分と塩分を補給する。
服装:通気性の良い服装を心がける。
食事:カリウムを多く含む野菜や海藻類を積極的に摂る。
・暑熱順化の効果:
発汗量の増加:体温上昇を抑えるため、汗をかきやすくなる。
汗に含まれる塩分濃度の低下:体内の水分を保持しやすくなる。
皮膚血管の拡張:熱を体外に放出しやすくなる。
循環血液量の増加:運動機能の向上や体内の熱の放出を促す。
暑熱順化は、夏本番を迎える前から、無理のない範囲で、少しずつ始めることが大切です。
暑さに慣れ、熱中症にならない身体作りを行っていきましょう◎