肩こりの塊の正体は何か?(2025年05月09日 08時59分) 『大』整体院

「肩に塊があるみたい」「押すとゴリゴリ音がする」…そんな経験はありませんか?
実はそれ、多くの方が感じている「肩こりの塊」の正体です。
でも、その正体をしっかりと理解している方は少ないかもしれません。
今回は、整体の視点からこの“塊”の正体について解説していきます。


まず、肩こりの塊と感じる部分の多くは「筋肉のこわばり(筋硬結)」です。
長時間のデスクワークやスマートフォンの操作で、僧帽筋や肩甲挙筋といった肩周辺の筋肉が緊張し続けると、筋繊維が酸欠状態に陥り、硬く縮こまったまま戻らなくなります。
これが、触るとコリコリする“塊”の正体です。


さらに、筋肉の硬結が続くと、その部分の血流が悪化し、老廃物が溜まりやすくなります。
その結果、痛み物質が蓄積し、ただの違和感が痛みやしびれに変わっていくこともあります。
この段階になると、マッサージなどの表面的なアプローチだけでは改善しにくくなり、根本的なケアが必要です。


整体では、単に肩を揉むのではなく、なぜその部分に負担がかかっているのかという“原因”に注目します。
例えば、姿勢の崩れや骨盤の歪みが肩への過剰なストレスにつながっている場合、そこを正さなければ肩の塊は何度でも戻ってきてしまいます。
当院では、全身のバランスを見ながら根本改善を目指す施術を行っています。


日常生活でできる予防策としては、1時間に一度は肩を回したり、深呼吸をしたりすることをおすすめします。
また、湯船にしっかり浸かることで血流が改善し、筋肉がほぐれやすくなります。

「ただの肩こり」と放っておくと、やがて慢性化し、頭痛や腕のしびれといった症状を引き起こすこともあります。
気になる塊を感じたら、早めのケアを。あなたの肩の不調、私たちがしっかりとサポートします。