「毎朝、なんだか体が重い…」
「寝ても疲れが取れない…」
そんな感覚、ずっとありませんか?
実は私も、まさにその状態が続いていました。
毎朝、気合いを入れるように飲んでいたコーヒー。
眠気を吹き飛ばしてくれるし、頭もスッキリするし、「これがないと始まらない!」と思っていたんです。
でも、ふとある日思ったんですよね。
「これだけ飲んでるのに、どうして毎日こんなに疲れてるんだろう…?」って。
それが、カフェインとの付き合い方を見直すきっかけになりました。
一時的な元気の“代償”って、意外と大きい
もちろん、カフェインには覚醒作用があります。
飲んだ直後はシャキッとするし、集中力も高まる感じがする。
だからこそ、忙しい朝や眠い午後に頼りたくなるのもすごくわかります。
でも、カフェインってあくまで“その場しのぎ”なんですよね。
しばらくすると効果が切れて、反動でぐったりしたり、イライラしたり…。知らず知らずのうちに、自律神経がずっと興奮状態になってしまって、結果的に心も体も疲れやすくなってたんです。
しかも、睡眠の質にも影響するってご存じですか?
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」…そんな状態が続いていたのも、もしかするとコーヒーのせいだったのかもしれません。
思い切って“朝コーヒー”をやめてみたら…
最初の数日は、正直キツかったです。
眠気もあるし、ちょっと頭痛もあって…。
でも、白湯を飲んだり、軽く体を動かしたりしながらなんとか続けていくうちに、少しずつ体に変化が現れてきました。
まず、朝の目覚めがすごくラクに。
「あれ?今日、体が軽いかも?」っていう感覚があって、自然とスッと起きられるようになったんです。
日中も、以前みたいに急に眠くなったりだるくなったりしなくなって、集中力も長く続くように。気づけば、夕方までエネルギーが保てるようになっていました。
体だけじゃなく、心まで変わってきた
驚いたのは、体だけじゃなく気分にも変化があったこと。
以前はちょっとしたことでイライラしたり、気分が沈みやすかったりしたのに、それがすごく落ち着いてきたんです。
呼吸が深くなって、感情が穏やかになったような感覚。
そしてなにより、夜ぐっすり眠れるようになったのが嬉しかった。
朝まで起きずに眠れる日が増えて、「あぁ、ちゃんと回復できてるんだな」って感じられるように。
習慣を見直すと、体も心も軽くなる
“朝のコーヒー”って、私にとっては「頑張るスイッチ」だったんですよね。
でも、それが本当は体のサインを無視して、無理やり動かしてしまうスイッチだったのかも。
今思えば、毎朝のあの重だるさは、体が「ちょっと休ませてよ~」って言ってたのかもしれません。
もちろん、コーヒーが悪いわけじゃありません。
でも、「なんか最近疲れが取れない」「気分が落ち込みやすい」と感じている方は、少しカフェインとの距離を見直してみてもいいかもしれません。
自分の“元気”を、本来の自然なかたちで取り戻せるようになるかもしれませんよ。
