ツボで生理不順を緩和 原因と今すぐできる対策

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2019年12月11日 更新

生理の悩みは人それぞれ。生理不順に効果的なツボについて

生理の悩みは人それぞれ。生理不順に効果的なツボについて


「生理がなかなか来ない」「いつも生理痛がひどくて…」など、生理の悩みは人それぞれ。セルフケアで少しでも楽になれば…ということで、今回は、「生理不順に効果的なツボ」について説明します。

 

生理不順とは?


生理は女性ホルモンの働きが大きく関わっています。生理前や生理中に起こるめまいや頭痛などは女性ホルモンのバランスの乱れによるもの。その生理には周期があり、一定のサイクルで訪れるのが理想ですが、何らかの原因で周期が早まったり遅れたりする場合があります。これを生理不順(月経不順)といいます。


健康な女性でも、生理の時期が多少ズレることはあるもので、前回の生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数が2538日の間であれば正常だとされています。さらに、妊娠以外で3カ月以上生理が来ないことを無月経といいます。


 

生理不順はなぜ起きる?


生理不順が起きる原因はさまざまです。ひとつは、自律神経の変調や乱れがあります。ストレスや過度の疲労、劇的な環境の変化などにより、交感神経と副交感神経の働きが乱れると女性ホルモンのバランスも崩れやすくなり、月経周期が不安定になったり正常な排卵を妨げるといわれます。

 

その他、極端なダイエットによるやせ過ぎや、太り過ぎ、または睡眠不足など、生活習慣が原因で起こるケースも珍しくありません。また、授乳時に分泌されるホルモン「プロラクチン」には女性ホルモンの分泌を抑制する作用があるため、授乳中は生理不順を引き起こすといわれます。

 

さらに卵巣の機能が低下する病気や「プロラクチン」が過剰に分泌される病気などが原因で生理不順が生じることも少なくありません。


 

生理不順に効果的なツボ


自律神経の働きが大きく関わることから、生理不順は体のツボを適切に刺激することで改善が見られる場合があります。一般的に生理不順に効果があるとされるツボには、内くるぶしから指4本分上のところにある「三陰交」、膝の内側から指3本分上にある「血海」、へそから指3本分下のところにある「石門」、そこから指1本分下の「関元」などがあります。


ツボはぐぐっと押すものだと思われがちですが、決して力任せに押してはいけません。ゆっくり、深く押すことを心がけてください。目安としては5秒押して、5秒離すくらいが良いでしょう。お腹のツボは押すだけでなく、カイロや湯たんぽなどで温める方法も効果が見込めます。足のツボはお湯に浸かりながらリラックスした状態で押すのがおすすめ。お風呂上がりでも良いので、ぜひ試してみてください。


 

まとめ


生理は規則正しい周期で訪れるのが理想です。しかし、ストレスや不規則な生活、過剰なダイエット、食べ過ぎによる肥満などにより、生理周期が乱れることがあり、これを生理不順といいます。頻繁に生理の遅れなどが見られる場合は、卵巣や子宮などの思わぬ病気が背景にある可能性もあるため、早めに医師に相談するようにしましょう。

 

一般的な生理不順は体のツボをほど良く刺激することで、改善に効果が期待できるともいわれます。お腹や背中、膝などあらゆる箇所に生理不順に良いといわれるツボがあるので、お風呂上がりや体がリラックスしている時など、効果が見込まれるタイミングで実践してみてください。ツボ押しはおすすめの方法ですが、ストレスや疲れをため過ぎない生活も大切。 ツボ押しと合わせてぜひ取り組んでみてくださいね。


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◆監修

成田亜希子先生
内科医・公衆衛生医師
成田亜希子(なりた あきこ)先生

2011年に医師免許取得後、臨床研修を経て一般内科医として勤務。公衆衛生や感染症を中心として、介護行政、母子保健、精神福祉など幅広い分野に詳しい。日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。二児の母でもある。

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