2018年10月1日 更新
体に良いウォーキング、実は肩こりにも効果があった!?
健康維持のためにウォーキングは効果的だといわれます。適度な運動ができるだけでなく、心身の良いリフレッシュにもなるでしょう。しかも、ウォーキングには肩こりを改善させる効果も期待できるというのです。
肩こり改善のためには肩甲骨を動かすことが大事
歩くことは筋肉を動かすのに非常に有効です。ウォーキングをするだけで体じゅうの筋肉の8割を動かすことができるともいわれ、全身運動としても注目されています。このような全身運動は肩こり改善にも良い効果をもたらしてくれます。肩こりの改善のためにウォーキングをするなら、まず肩甲骨を動かすことを意識してみると良いでしょう。肩こりは体の血流が悪くなり筋肉が凝り固まることで生じます。肩甲骨を意識してウォーキングをすると、自然と腕を大きく振って歩くようになるため、肩甲骨まわりの血流が改善され筋肉もほぐれやすくなります。肩甲骨や背中まわりは普段意識して使うことが少ない筋肉なので、肩こり改善を目指すなら肩甲骨を意識してウォーキングしてみるとよいでしょう。
間違った歩き方では逆効果!
肩こり解消のためにウォーキングするなら、正しい姿勢で歩くことを心がけましょう。間違った歩き方をしていると、かえって体に負担がかかり肩こりが悪化してしまうことがあります。ウォーキングをする時はまず背筋を伸ばし、顔を真正面へ向けて目線を10mくらい先とやや遠めに設定します。歩く時はかかとから着地することを心がけ、つま先で地面を蹴る意識をもってウォーキングしてみましょう。歩幅は70~80cmほどと広めにした方が、姿勢が整いやすくなります。少し早歩きをするような気持ちで行うと、運動効果も得やすくなるので意識してみましょう。お尻やお腹を意識しながら歩くと姿勢が悪くなりにくくなるので、どうしても猫背などになってしまう方はぜひ実践してみてください。くれぐれも腕を大きく振って肩甲骨を意識することを忘れずに。
気持ちに負荷をかけすぎず、軽い気持ちで続けよう
ウォーキングは心のリフレッシュにもなる運動です。景色を見ながら、あるいは空気を感じながらウォーキングすることは、体や心をリラックスさせてくれることにもなります。そのため、最初から意気込んで長距離のウォーキングを始めてしまうと、かえって長続きしなくなってしまいます。ウォーキングは続けてこそ意味のある運動法です。最初は散歩くらいの気持ちで臨むとリラックスしながらウォーキングに取り組むことができます。また、運動に慣れていない人が負担の大きいウォーキングをいきなり始めてしまうと、筋肉痛になってしまうことがあります。そのため慣れるまでは時間を短くしたり、少しスピードを落としたりして軽めのウォーキングから始めるのがおすすめです。意気込みすぎると肩まわりの筋肉も緊張してしまいがちに。ウォーキングは気持ちに負荷をかけすぎず、軽い気持ちで続けていくようにしましょう。
取り組みやすいウォーキングを利用して体づくりを
散歩くらいの気持ちから始めるウォーキングは、日々の健康習慣として取り組みやすく、また長く続けやすい運動法です。健康のために運動をしていても、それが一過性のものであっては効果も半減。継続して行うからこそ運動は体質や姿勢の改善に意味を持つようになるのです。ウォーキングを始めることは、肩こりの解善につながるだけでなく、日々の運動習慣を身に付けることにもなります。ウォーキングを継続して行うことで、少しずつ体の変化を感じることができるようになるでしょう。ウォーキングは全身運動ですから、それまで使っていなかった筋肉を使えるようになったり、衰えた筋肉に程良い刺激を与えてくれたりします。肩こり解善のためだけではなく、ウォーキングを利用して健康的な体づくりをしてみましょう。
まとめ
ウォーキングの良いところは、思い立ったらすぐに始められるところです。肩こりに悩んでいる人はもちろん、運動不足の人や健康増進を目指す人にもおすすめの運動法なので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
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