角栓はタンパク質!効果的なケア方法角栓はタンパク質!鼻などのケア方法を解説

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2019年12月11日 更新

鼻の角栓の正体はたんぱく質!酵素とビタミンC誘導体で撃退しよう!

鼻の角栓の正体はたんぱく質!酵素とビタミンC誘導体で撃退しよう!


鼻パックより酵素洗顔!鼻の角質はたんぱく質の分解がポイント

角質と聞くと、肌トラブルや肌のくすみを招く厄介なものというイメージが持たれがちです。しかし、だからといって取り過ぎるのもいけません。角質には肌のバリア機能のほか、水分を保持してくれる大切な役割があるのです。これは、顔の中で最も角質が気になる鼻も同様。鼻の角質は毛穴の中で皮脂と混ざって“角栓”になり、間違ったケアではうまく除去できなくなってしまいます。頑固な角栓になる前にしっかり角質ケアすることで、くすみのないキレイな鼻を目指しましょう。


角質とは

角質とは、皮膚の一番上の表面部分です。主にケラチンというたんぱく質で構成されており、たくさんの細胞が何層にも積み重なったもので、それらを「角質層」と呼んでいます。厚みは
0.002mm。かなり薄いものの、外界の刺激から肌を守るバリア機能や、水分の蒸発を防ぐ機能を持っています。

角質は古くなると自然に剥がれ落ち、下層にある新しい細胞がどんどん入れ替わります。これを「ターンオーバー」と呼び、この生まれ変わりがうまくいっている肌はしっとりと潤い、しわやシミができにくい理想的な肌となります。しかしターンオーバーがうまくいっていない場合、本来なら剥がれ落ちるはずの古い角質がいつまでも表皮に残ったままとなります。これが肌の透明感をなくし、くすみやシミ、カサつきの原因になるのです。

古くなった角質は、不要なものだといえるでしょう。しかし、取り去るべきは余分な角質だけです。取り過ぎは肌トラブルの原因になるので、あくまでも角質除去は余分なものだけにとどめましょう。


鼻の角質


角質の中でも、鼻の場合は他の部位と異なり、放っておくと毛穴に詰まり「角栓」というものになります。もちろん他の部位にもできますが、鼻の毛穴は深く皮脂も出やすく、また顔の真ん中で黒く詰まった毛穴が目立ちやすいのです。


角栓の
70%は古くなった角質で、毛穴から出た皮脂と混ざって毛穴を詰まらせます。そして、汚れが表面に付着したり、皮脂が酸化することで目立ちやすい黒に変色してしまうのです。角栓は無理やり押し出したり、ゴシゴシとこすったりしてしまうと、毛穴にダメージを与えて落ちくぼみ、余計に目立ちやすくなることも少なくありません。また、赤みや色素沈着の原因にもなるので注意しましょう。

鼻の角質ケアの方法


鼻の角栓は古い角質と皮脂が混ざったもので、普段のクレンジングや洗顔では除去できません。貼ってはがすタイプの毛穴パックは手軽ですが、思った以上に強い刺激がある他、強力な粘着が本来なら必要な角質まで取り去ってしまう恐れがあります。
また、無理やり角栓が押し出された毛穴は広がりやすく、せっかく除去しても新たに角質や皮脂が詰まってさらに大きな角栓を作ってしまうこともあるのです。そこで、次のように安全で効果的な鼻の角質ケアの方法を行いましょう。

・酵素洗顔

たんぱく質である角質は、酵素によって分解されます。そのため、酵素配合の洗顔料を使うことで除去しやすくなるでしょう。さらに肌が柔らかくなり、角栓の予防にもつながります。

・ビタミン
C誘導体


ビタミンC誘導体は、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれるだけではなく、ターンオーバーを促進して古い角質を溜まりにくくしてくれます。また、ビタミンC誘導体配合のスキンケアは、美白やアンチエイジングも期待できるでしょう。


◆執筆:青島 幹子

フェイシャルエステで毛穴すっきり!

◆監修

成田亜希子先生
内科医・公衆衛生医師
成田亜希子(なりた あきこ)先生

2011年に医師免許取得後、臨床研修を経て一般内科医として勤務。公衆衛生や感染症を中心として、介護行政、母子保健、精神福祉など幅広い分野に詳しい。日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。二児の母でもある。

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