先日、中野・ザ・ポケットで上演された、春田純一さん主演のお芝居『恩讐の彼方』を観劇してきた
自分たちの世代にとって春田さんは、ただの俳優ではない
千葉真一さん率いるJAC創成期(0期生)のメンバーであり、仮面ライダーでは戦闘員やライダーのトランポリンアクションを担当。さらに『超人ビビューン』のスーツアクター、『ゴーグルファイブ』、『ダイナマン』ではブラック役を2年連続で演じ、変身前後の両方を務めた数少ない存在だ
そして1975年、日本で初めて15メートルダイブを成功させたアクションマンでもある
真田広之さんや高木淳也さんと並び、自分が子どもの頃から憧れてきた存在だった
そんな春田さんのお芝居
しかも今回の武術指導は、自分が所属するIUMA日本振藩國術館の中村頼永師父
これは行かない理由がない(笑)
出演者も豪華だった
真瀬樹里さん、大下順子さん、卯木浩二さん、植村喜八郎さん、音無美紀子さん、そしてこの日は山本亨さんもゲスト出演
過去に卯木さんや植村さんとはお会いしたことがあったので、それも楽しみの一つだった
ただ、自分が一番気になっていたのは別のこと
「中村師父の武術が、舞台でどう表現されるのか。」
ジークンドー、カリ、シラット、木人…
どんな形で作品に溶け込むのか、そこばかり見てしまった(笑)
「あ、この動き」
「これはジュンファン功夫だ」
「シラットが入ってる」
そんな楽しみ方ができるのも、自分ならではだったかもしれない
さらに戦闘員役として、クウガのスーツアクター・富永研司さんも出演
終演後には、JACメンバーによる大葉健二さんと清家利一さんを偲ぶトークショーも行われた
実は大葉健二さんには一度だけお会いしたことがある
その時、娘に向かって
「お父さんの言うことはよく聞くんだよ。」
と、とても優しく声を掛けてくださった
スターというより、本当に温かい人だった
ちなみに、以前製作したジュピターマスクも念のため持参していた
もしかしたら出番があるかと思ったが……
最後までバッグの中だった(笑)
それも含めて、忘れられない2時間
子どもの頃に憧れたヒーローたちは、今も変わらず人を惹きつける存在だった。