こんにちは!伊藤です。
最近、セミの鳴き声が勢いを増してきましたね。
早朝はそこそこに涼しくなり快適なんですが、
セミの鳴き声がどうも耳に入ってきてしまって
もはや目覚ましアラームになっています…。
この暑さの中、少しでも涼しくなろうということで、
先月、「行方不明展」というところへ行ってきました。
皆さんは、行方不明というと何を思い浮かべますか?
ヒトやモノがどこかへ行ってしまったとき、行方不明という言葉を使いますよね。
ですがこの展示会では、ヒトやモノだけではなく、
記憶や場所の行方不明も展示されています。
行方不明になぜなってしまったのか、行方不明になぜなりたいのか、
そもそも行方不明なのか、不明なのは人ではなく記憶なのか、
様々な視点から「行方不明」について考えさせられる作品たちでした。
がっつりホラーです!という雰囲気ではなく、展示を見ていくにつれて
どこかうすら寒さを覚えるような、全体的にもやがかかって不明瞭な印象です。
あまりパッとしないまま心残りがあるような無いような、
そんな気持ちにさせてくれる展示会でした。
このもやもやこそが行方不明の真骨頂なのかもしれません。
今後もずるずる引きづってしまいそうな経験で、とても楽しかったです。
9/1まで開催されているそうなので、興味のあるかたは是非行ってみて下さい。(*^^*)