膝の内側が痛いのに「異常なし」と言われたあなたへ|原因とセルフケア(2025年09月04日 09時40分) 整体&フィトアロマテラピー ちゅ楽

・膝が痛いのに「異常なし」と言われる不安

「歩くたびに膝の内側がズキッとする」
「正座や階段がつらい」
40〜60代の女性に多い悩みですが、病院で「異常なし」と言われることも少なくありません。
湿布を貼っても改善せず、「年齢のせい」と諦めてしまう方もいます。
しかし実際には、加齢以外の要因が隠れているケースも多いのです。



・膝の内側が痛むときに考えられる原因

代表的なものは以下の通りです。

変形性膝関節症:軟骨のすり減りによる炎症。40代以降の女性に多い。

半月板損傷:膝のクッションである半月板の損傷。中高年でも起こる。

鵞足炎:膝内側の腱の炎症。歩行や階段で痛みやすい。

脳のエラー反応:異常がなくても脳が「危険」と誤認して痛みをつくり出す慢性痛の一因。



・筋肉の衰えと膝の関係

膝の痛みは膝だけでなく筋肉の影響も大きく、特に内転筋や大腿四頭筋、お尻の筋肉の衰えで膝内側に負担が集中します。
40代以降は筋肉量が自然に減少するため「昔と同じ生活なのに痛む」と感じるのです。



・セルフケアでできること

内転筋の強化:タオルを膝で挟んで押す運動。

太ももの前のストレッチ:片足を曲げて太もも前を伸ばす。

姿勢改善:猫背や反り腰を直し膝の負担を減らす。

脳に安心を伝える:深呼吸や瞑想で副交感神経を働かせると痛みの軽減につながる。



・実際の事例

50代女性のお客様は、病院で「異常なし」と言われても膝の痛みが続き、旅行も諦めていました。
施術で太ももや腰回りを緩め、太ももの裏側のハムストリングのトレーニングを行った結果。
「階段がラクに」「旅行に行けそう」と笑顔を取り戻されました。



・まとめ

膝の内側の痛みは「加齢のせい」だけではありません。
体の異常に加え、筋力低下や脳のエラー反応も大きく関わります。
セルフケアで筋肉を整え、脳に安心を伝えることが改善のカギです。
「異常なし」と言われても痛みが続く方は、体と脳の両方からケアしてみてください。