肩の痛みと聞くと「四十肩・五十肩」を思い浮かべる人が多いですが、
その裏に隠れているケースのひとつが 腱板損傷(けんばんそんしょう) です。
実はスポーツ選手だけでなく、日常で腕をよく使う人にも起こりやすい疾患です。
腱板とは?
腱板は、肩を安定させる4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の総称。
これらが協調して働くことで、私たちは自由に肩を動かせます。
腱板は“縁の下の力持ち”ですが、酷使や加齢によって損傷することがあります。
腱板損傷の原因
外傷性:転倒や無理な動作で腱が切れる
使いすぎ・加齢:繰り返しの負担や血流低下で弱くなり、日常動作でも損傷
特に40代以降は「掃除」「子どもの抱っこ」「デスクワーク」など身近な動作でもリスクがあります。
症状
腕を上げると肩が強く痛む(60〜120度の角度で特に痛む)
夜間痛で眠れない
力が入らず、洗濯物を干す・棚に物を置くのが困難
放置すると腱が断裂する危険も
断裂の場合、「ちゅ楽」では対応できません。
早急に病院へご相談ください。
整体では肩だけでなく、首・胸郭・骨盤を整えることで回復を早め、
再発予防につながります。
まとめ
腱板損傷は「スポーツをしていないから自分には関係ない」とは言えません。
日常で腕を酷使する30〜50代の方こそ注意が必要です。肩に違和感を感じたら放置せず、
早めに専門的なケアを受けることが快適な生活への第一歩になります。
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