「座っているとお尻がジンジンする」「歩くと太ももにかけて痛む」――
そんな臀部の痛みは、単なる疲れではなく腰や股関節、神経が関わっていることが多いのです。
放置すると慢性化し、歩行や睡眠にまで影響することもあります。
・臀部痛の主な原因
坐骨神経痛
腰椎や椎間板のトラブルで神経が圧迫されると、お尻から足にかけてしびれや痛みが出ます。
梨状筋症候群
お尻の奥の小さな筋肉「梨状筋」が硬くなり、坐骨神経を圧迫。長時間の座位やスポーツ後に悪化します。
股関節の障害
変形性股関節症や炎症で臀部に放散痛が出ることも。特に40代以降の女性に多い症状です。
筋膜トラブル
筋膜の癒着やトリガーポイントにより痛みが出ます。レントゲンでは異常が映らないため「原因不明」とされがちです。
・自分でできるケア
ストレッチ:膝を胸に引き寄せる殿筋ストレッチが有効
温熱ケア:血流を改善し痛みを和らげる
座り方改善:骨盤を立てて座ることで筋肉への負担を軽減
改善しない場合は早めに専門家に相談を。
・専門的なアプローチ
整体やボディケアでは、
筋膜リリースで癒着を解消
骨格調整で骨盤・股関節のバランスを改善
神経圧迫を和らげる施術
インディバなど温熱療法で深部の血流改善
といった根本的なケアが可能です。
・放置してはいけないサイン
足のしびれが広がる
夜も眠れないほどの痛み
痛みが2週間以上続く
こうした場合、腰椎や股関節の疾患が進行している恐れがあります。
・まとめ
臀部痛は「座りすぎだから」と放置する人が多いですが、
腰・股関節・神経の深刻なトラブルが隠れていることも少なくありません。
セルフケアと専門的な施術を組み合わせれば、慢性化する前に改善が可能です。
お尻の痛みが気になる方は、早めのケアで快適な毎日を取り戻しましょう。
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