「寝返りのたびに肩がズキッと痛む」「服を着るのもつらい」。そんな50代女性の症例をご紹介します。
整形外科では「異常なし」と言われ、湿布と痛み止めを使っても改善せず2か月。
夜間痛で眠れないことが一番つらい、と来院されました。
検査では、典型的な**肩関節周囲炎(五十肩)**の状態。
さらに猫背による肩甲骨の可動域制限、背中の筋膜の硬直、首から胸の血流・神経圧迫が確認できました。
つまり「肩だけの問題」ではなく、姿勢や筋膜、自律神経も絡んでいたのです。
初期は筋膜リリースと温熱療法(インディバ)で血流を改善し、夜の痛みを緩和。
次に肩甲骨と胸郭の動きを取り戻す調整を行い、呼吸と連動したストレッチを導入しました。
また、自律神経を整えるために腹式呼吸やリラックス法を併用。
さらに自宅ではタオルを使った簡単な肩甲骨運動を実践してもらいました。
その結果、2回目の施術で夜間痛が軽減、4回目で洗濯物を干せるように。
2か月後には日常生活でほぼ痛みを感じない状態へ回復しました。
この症例から分かるのは、肩の痛みは単なる「年齢」や「肩の問題」ではなく、
姿勢・筋膜・神経の複合的な原因で起こるということ。
病院で異常なしと言われても、整体で改善できるケースは多くあります。
「もう仕方ない」と諦める前に、根本的な原因へアプローチすることが大切です。
肩の痛みで悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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