――“心が軽くなると、体も変わる” あるお客様の物語
「最近、なんだか呼吸が浅いんです」
そう話してくださったのは、40代の女性・Aさん。肩や背中のこわばり、頭の重さ、そして慢性的な疲れ。
検査では“異常なし”といわれても、毎日どこかスッキリしない——そんな状態が続いていました。
初回の施術では、背中の筋膜がまるで固い膜のように張りついていました。
触れていくうちに、Aさんがぽつりと「最近、仕事で気を張ってばかりで…」と。
体が緊張しているのと同じように、心も休む時間を失っていたのです。
そこで、施術では体だけでなく「呼吸」にも焦点を。胸郭(きょうかく)をゆるめ、
横隔膜が動くように整えると、Aさんの呼吸がふっと深くなりました。
その瞬間、目元の力が抜けて、表情が変わったのを覚えています。
数回目の来店の頃には、「朝の目覚めが全然違うんです」「最近、気持ちが前向きになれました」と笑顔に。
体が変わると、心も自然に変わっていく。
そして、心が軽くなることで、また体の巡りも整っていく——それはまさに、“心身一如”の世界。
Aさんの変化が教えてくれたのは、「体を癒すことは、自分を大切にすること」だということ。
疲れた時、まず体をゆるめてあげる。それが心を整えるいちばんの近道なのかもしれません。
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