こんにちは
前回「まるで筋肉に包まれているように」と書きましたが、
その中から今回は背中側から見える筋肉です。
名は体を表します
ここには僧帽筋・大菱形筋・小菱形筋・肩甲挙筋があります。
最初の3つはまさに形が名前になっています。
僧帽筋 肩甲骨の肩甲棘という線状に盛り上がっている部分と
頭蓋骨の後端から背骨(胸椎)にかけて、そして鎖骨の外側と
広い範囲で繋がっており、肩甲骨を上下左右に動かし、角度を
変える役目があり、腕の動き全般にかかわります。
大菱形筋 肩甲骨の内側(背骨に近い側)と背骨の胸の高さの
位置と繋がっており、形はその名の通りひし形をしています。肩甲骨を
引き寄せるのと、下側への回旋(腕をお腹の位置で交差させる動き)の働きがあります。
小菱形筋 大菱形筋の上にあり、肩甲骨の内側上部と、首の骨と
繋がっています。形は同じくひし形で、働きも大菱形筋とほぼ同じです。
肩甲挙筋 肩甲骨内側上部と、首の頭がい骨寄りの骨と繋がっており、
特に肩甲骨を引き上げる働きがあります。そして肩のコリの原因になることが
多い筋肉の一つです。
倉田屋ではどの筋肉も首、肩、背中でじっくりとケアさせていただいています。
肩甲骨ストレッチでも伸ばしています。
やはり結構な量になってしまいますね・・・次回は逆、前から見える肩甲骨周りの筋肉について。
林