こんにちは
前編ですが位置は後ろ側(ややこしくてすみません・・・)のお尻の筋肉について
大きさも位置もそれぞれ
ここから先は筋肉の名前に合わせてお尻→臀部と呼び変えます。
大殿筋・中殿筋・小殿筋とあります。位置は大殿筋が表層、
中殿筋は浅層、小殿筋は深層と大きい方が包み込むように
重なっています。そのため触れることのできるほとんどの部分は
大殿筋ですが、臀部横側の上部で中殿筋に触れることが出来ます。
大殿筋・・・臀部の大部分です。腸骨(骨盤)から
仙骨(尾てい骨)にかけてと、大腿(太もも)骨の上部、と
繋がっていて、主な働きは足を後ろ側に伸ばす(走ったり跳ねたり)、
片足立ちの際に身体(股関節)を支えます。
中殿筋・・・腸骨の上側にあり、一部分は大殿筋に覆われています。
腸骨の上部後ろから横側にかけての部分と大腿骨上端と繋がっていて、
主な働きは足を横に開いたり、特に片足立ちの時に骨盤を支えています。
小殿筋・・・臀部横側、中殿筋の奥に位置していて、腸骨の
中間あたりと大腿骨上端と繋がっています。位置柄中殿筋の
補助的な働きをします。
重くて強い力を必要とする足を動かし、常に体を支える
(臀部の発達によって人間は二足での生活ができるように
なった、と言われています)筋肉なのでお疲れが溜まることが
多いのですが、意外と疲れを感じにくい部分でもあり、ケアを
させて頂くと疲れ具合にびっくりされるお客様がいらっしゃいます。
なおかつ大殿筋は人体で単一の筋肉の中で最も大きく分厚い
ので、奥にある中殿筋・小殿筋・梨状筋まで手が回りにくいのです。
倉田屋ではそんな奥にある筋肉までしっかりじっくりケアをさせて
頂いています。骨盤ストレッチでも、この筋肉をストレッチしています。
次回はさらに奥の筋肉について。
林(明日は献血行ってきます!)