自律神経失調症は、交感神経と副交感神経という二種類の自律神経のバランスが崩れた場合に起こります。
症状は人によってさまざまですが、異常に汗をかいたり、不眠やめまい、冷えのぼせ、立ちくらみ、下痢が続くなど、消化器系、循環器系、呼吸器系、感覚器(五感)の異状が現れ、生活を円滑に送ることができなくなります。
また、憂鬱感、倦怠感、不安感、不眠、情緒不安定、注意力の低下、食欲不振など、心身ともにさまざまな不快な症状が現れてきます。
疲れ(身体の疲れ)やストレス(心の疲れ)などの刺激が長時間続くことによって、身体や心の正常な状態のバランスが崩れ、自律神経失調症を起こします。
• 例1.急に家庭に入り、生活目標を失ってしまった元キャリアウーマン。
• 例2.充実感、達成感の得られない仕事をしている方。
• 例3.職場での人間関係に悩み続けている人。(意識しないうちに、心の疲労が蓄積されている)
• ※慢性的な自己不全感は、心のストレスが蓄積されてしまい、自律神経失調状態に陥る場合が多い。
自律神経とは、心臓や呼吸、血圧、消化器系等、自分の意思とは関係なく自動的に身体の機能を一定にコントロールする神経です。自律神経の働きとは、内臓のはたらきを高めたり抑えたりして、自分が意識していなくても、人間が生きていく上で一番望ましい身体の状態を保つものです。火事などのトラブルが起こったときに脈拍が速くなったりするのは、緊急の事態に対し、血液の巡りを良くして急に体を動かせるように自律神経が準備しているのです。また、寝るときにゆっくりと平穏にして落ち着いた体の状態にするのも、自律神経の仕事です。
☆忙しくて体が疲れてしまった場合は、ゆっくり休む。イライラが続き、心が疲れてしまった場合は、音楽を聞く。自然の景色を楽しむ、温泉旅行に行くなど、自分で自分を律する、自分で自分の体と心を律する(セルフコントロール)ことが大切です。また、身近なことでは、早寝早起きといった規則正しい生活環境の改善などにより、予防できることがあります。
☆治療法としては、医師による薬物療法や専門の医師のアドバイスのもとで、カウンセリングや自律訓練を行うことで心と体のバランスを図る心理治療とマッサージにより心と体をリラックスさせることにより、バランスの乱れを修正していく方法があります。
*当サロンでは色々な角度からお客様をサポートするメニューを取り揃えております。
オイル系のメニューは滑剤による気持ちよさと人の手の温もりをダイレクトに感じることにより、深い安堵感を得ることができます。
タイ古式はツボを押したり自然治癒力をアップさせるセンというラインを押したりして筋肉を弛緩すると共にストレッチを行い骨格の矯正をして不調を取り払います。また、深刻な方はチネイツァンと言う内蔵のマッサージで陰陽のバランスも整います。