「甘酒」って江戸時代では夏の栄養ドリンクとして飲まれていたんですよ。
冷たくしたり熱くして、夏の暑気払いとして飲まれていたそうです。
最近では「飲む点滴」とも言われ、見直されています。
モデルや女優さんも飲んでいることから、美容目的で飲む方も増えましたね。
なぜ「飲む点滴」と言われているのか!?
甘酒の成分をみてみましょう。
①麴菌に含まれる豊富な酵素
代表的な酵素の一つとして「リパーゼ」があります。
消化酵素であり、脂肪分解酵素とも言われます。
なんだか名前からして期待できそうですね。
「リパーゼ」には、脂肪細胞がかかえる中性脂肪の消化、血液中の中性脂肪の消化を行います。
②ビタミン類が豊富
ビタミンには、新陳代謝の活性化、老化防止、精神安定、免疫力向上の効果があります。
そしてビタミンB群は、体への吸収率90%以上と言われます。
③必須アミノ酸全9種類含有
アミノ酸は筋肉や血管、脳などの細胞を作るうえで必要不可欠です。
運動能力の向上や美肌効果、疲労感改善、集中力向上、免疫力向上が期待できます。
必須アミノ酸は体内で作られないので、全部とれるだなんて嬉しいですね。
④コウジ酸
メラニン生成の抑制、活性酸素や炎症の発生を抑えるため美白効果があります。
タンパクと糖がむすびつくと、肌が黄色っぽくくすむ「黄すぐみ」になりますが、抗糖化作用があるので「黄すぐみ」に効果があります。
⑤その他
オリゴ糖や食物繊維(不水溶性、水溶性)など。
オリゴ糖や水溶性食物繊維は、糖尿病にもすごい作用があります。
『血糖値が気になる方必見!血糖値を下げる働きの期待できる食材!!』を見てみてくださいね。
すごいですねー!
これならスグにでも飲みたくなります。
でも気を付けなくてはいけないことがあります。
甘酒は
①米麹を発酵させて作る方法
②酒粕ととかして砂糖を混ぜて作る方法があります。
①は発酵させなくてはいけないので、手間も時間もかかります。
しかし、自然な甘みが出るので砂糖いらずでノンアルコールです。
②は溶かすだけなので手軽に作れます。
しかし、お砂糖が入っているので大量に飲むと糖分の取りすぎになってしまいますし、酒粕なのでアルコールが入っています。
また、既製品の甘酒は熱処理がされております。
ビタミンは熱に弱いので、ビタミンをしっかり取りたいという方は注意して下さい。
要は、「甘酒」の栄養をしっかり取るには、米麹から作るのが一番ということですね!!
私も毎日「甘酒」生活をしています。
おススメですよ!!
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