オスグッド病のメカニズムとケア(2017年08月30日 15時28分) カラダドクター整体院

「オスグッド病」とは、「オスグッド・シュラッター病」とも言われます。
スポーツをしている小中学生のお子さんや兄弟がいる方は、一度は耳にしたことのある言葉だと思います。
または、自分がまさにそうでしたという方もいるのではないでしょうか。

「オスグッド病」とは、成長期に起こるスポーツ障害の一つです。
バスケットやサッカー、陸上といった膝を過度に使う競技でみられます。
成長期の一過性の病気で、成長が終了すると多くは治癒すると言われています。

状態として膝のお皿の下が隆起したり、炎症(熱感・痛み)が出現します。
休むとツラさは和らぎますが、運動をするとまた出現します。

なぜ成長期に起こるのか?
小学生や中学生になると部活等でスポーツする機会が増えます。
成長期の骨はまだまだ成長過程である為、完全な骨ではなく軟骨です。
過度な運動負荷で成長軟骨が剥離してしまい、炎症が起てしまいます。

なぜ膝のお皿の下に限局されるのか?
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が膝蓋腱となって付着する部位なんです。
大腿四頭筋は、膝の曲げ伸ばしをする際に働きます。
その為、膝を過度に使うスポーツをしている人に発症しやすいのです。

ケアはどうすればいいのか?
成長軟骨部が剥離して炎症が出ているので、
①アイシングで冷やす
②休息
③大腿四頭筋のストレッチ
となっています。

ツラさがあると、多くの人がツラさをかばった代償的な動作となります。
代償的な動作を続けていると、他の場所に歪みやツラさが出てきやすくなります。

当店では骨格調整を行っていますので、お困りの際はご相談下さい。