腱鞘炎も日頃のケアが大切です。(2017年09月08日 12時43分) カラダドクター整体院

腱鞘炎についてのお話しです。
腱鞘炎は、『腱鞘』が炎症している状態です。
腱鞘ってどこにあるかわかりますか?
腱の周りにパイプの様に包んでいる部分のことです。

主な働きは
・腱の動きがスムーズに行える様に
・腱が浮き上がらない様に
です。
ただ、使いすぎてしまうと摩擦が起こり、結果的に炎症します。
炎症が起きると浮腫、瘢痕化、肥厚が起きるので、腱は太くなり、腱鞘の内径は細くなります。
太くなった腱が内径の狭い腱鞘を通るときに痛みが出ます。
原因は、上記している様に使い過ぎです。
PCのマウス、家事動作、出産後の育児など、多くが手首の症状です。
症状が出てからは、日常生活や仕事などに支障が出てしまいますので、腱鞘炎も日頃からのケアが大切です。
症状が出てしまっている方は、なるべく使わない様にしてあげてください。
休ませるのが一番ですので、周りの方の協力が必要です。
マッサージも効果的ですので、肘と手首の間の筋肉をマッサージしてあげましょう。