今年はコロナウイルスで東京オリンピックが中止になりましたが夏から各競技でシーズンが再開しました。
陸上競技などを観ていて驚いた事は自粛期間があり練習や試合が中止になっていたのにも関わらず好記録が沢山出ていると言う事です。
理由の一つに自粛期間があった事により休養期間が長かった事が要因ではないかと思います。
人の身体は思ったよりも疲労が回復していないもので特にスポーツ選手は日々のトレーニングや練習でオーバートレーニングになっている事が多くその為本来ならばもっと結果を出せたのに思うような結果を残せず
引退していった選手は沢山いると思われます。
今回はコロナウイルスの影響で自粛要請が出て各競技の大会がそれぞれ中止になり練習も本格的なトレーニングは中止にならざる負えなくなり各自で軽めの自主トレ中心だったようです。
しかしこの事が身体の疲労を回復させ選手たちにとっては良い方向に導いたのではないでしょうか?
ひと昔前までは(今もそうかもしれませんが)日本のスポーツの世界は練習を長期間休むことはタブーとされてきました。
練習を一日休むと実力を取り戻すのに3日、3日休むと1週間、1週間休むと1カ月かかると言う言い伝えまでありました。
近年はそうした悪い習性はなくなってきていて各競技で優れた選手が沢山出てきている感じでしたが今回の事例を含めて改めて休養の大切さを認識しトップアスリートだけではなく子供たちや指導者にも大いに参考に
して欲しいと思いました。