そもそも私たちを悩ませる「肩こり」って何だろう?どうして起こるのだろう?
そんなシンプルな疑問をもう一度、確認しましょう。
「肩こり」とは、首と肩を支えている筋肉と、肩甲骨周りの筋肉が緊張して硬くなり、コリや痛みで不快に感じる状態です。
筋肉が緊張すると、筋肉の内部にある血管が圧迫されて血液の循環が悪くなります。血液の流れが悪くなると、筋肉に十分な酸素が供給されなくなり、その部分に疲労物質が蓄積して、痛みやコリを感じるようになります。
肩は、体重の8~13%もの重さがある頭を支える首とつながっています。さらに両腕の様々な動きにも関係しています。そのために常に肩は負担がかかりやすく、周辺の筋肉は緊張しやすくなります。そこに肩こりの要因が加わり、肩こりが起こり、肩こりを悪化させます。