マスクで老化(2021年07月30日 14時16分) スリムビューティハウス 神戸元町総本店

突然のマスク生活から2回目の夏が訪れようとしています。
マスクによる肌あれのご相談は、マスク生活に突入し1年以上経過した今でも多く寄せられています。

マスクの摩擦による赤み、ひりつき、毛穴のつまり、乾燥、ニキビ等、多くの方が一度は経験しているかと思います。
しかし、今一番多いのは『ほうれい線が深くなった!』という声です。まさに、マスク老化のトラブルです。

では、なぜマスクにより肌のたるみが進行してしまうのでしょうか。

ブログ画像
1.表情筋(顔の筋肉)の運動不足
マスクをしていると、顔の大部分が隠れているので、あまり表情を表に出さずに会話をすることが多くなります。マスクをしていないときに比べて顔の筋肉、表情筋の活動量は、半分以下に落ち込むと言われています。

2.日本人ならではの特性
欧米の言語は約60%～80%の表情筋を使っていると言われています。日本語は口を動かす量が少なく、表情筋の約30%しか使えていないため、欧米人と比較しても表情筋の衰えが早いとも言われています。更に、マスクの圧で表情筋の動きは抑えられてしまいます。

3.耳かけによる「首のコリ」
マスクをしている間は、両耳が耳かけのゴムで固定されています。すると、徐々にこめかみの筋肉(側頭筋:そくとうきん)に負荷がかかり、さらにあごの筋肉(咬筋:こうきん
)にも負荷が及び、最終的には頭蓋骨につながっている胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という、首の大きな筋肉に強い負担がかかるようになります。これらの筋肉はすべて顔のたるみに大きく関わる筋肉であり、その筋肉に負担がかかることにより肌のゆるみが生じると言われています

このマスク老化の予防のために、自己流マッサージをされている方も多いのではないでしょうか?