テレワーク頭痛の原因
2 姿勢の崩れによる血行不良
急にテレワークに切り替わったことで、仕事用のデスクや椅子など環境が整っていない状態で行っていませんか?
ダイニングテーブルなどを活用してテレワークをしている方も多いようですが、この仕事環境が頭痛の原因になっている可能性もあります。
家庭のダイニングテーブルなどは仕事用のデスクよりも低い作りのものが多いため、前かがみの姿勢になってしまうことが多いのです。
ソファーなどを椅子として使っている場合は柔らかすぎるなど、仕事用の椅子とは違う点があります。
もちろん、食事をするときやリラックスタイムには、そのような環境でも問題ないのですが、テレワークをするときは別です。
姿勢が崩れてしまい、そのまま長時間作業を続けると、血行不良が起こります。
血流が悪くなると、頭にも充分な酸素や血液が巡らず、頭痛を引き起こしてしまうのです。
テレワーク頭痛の原因
3 自律神経の乱れ
テレワーク頭痛は自律神経が乱れることが原因として考えられます。
自律神経は人間が快適に生きるために、血液循環や消化活動、体温調節などのさまざまな機能をコントロールしている神経のこと。
体温調節においては、例えば暑い環境の中では発汗を促すなど、体が必要以上に発熱しないように抑制などをしています。
しかし、クーラーなどにより人工的に作られた環境の中では、自律神経がうまく働かなくなることがあるのです。
また、クーラーの効いた部屋から急に買い物などで外へ出るなど、激しい気温の差によっても自律神経が乱れやすくなります。
これらのように、クーラーが元で起こる自律神経の不調は”クーラー病”と呼ばれています。
クーラー病はさまざまな体調不良を引き起こすのですが、その症状のひとつが頭痛です。
その他、体のだるさや食欲減退などの不調を引き起こすことがあります。
人間の体は機械ではなく繊細なので、暑ければ冷やせばOKという単純なものではないんですね。
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