お腹太りの2大原因は、「猫背」と「反り腰」
両方当てはまる人も多いんです
胸と腰が丸まった「猫背」になると、わき腹に余分な脂肪がはみ出してしまいます。また、下腹がぽっこり出るのは、骨盤が前傾している「反り腰」が大きな要因。特に出産を経験した女性に多いといわれています。「猫背」「反り腰」の両方に当てはまる人は、双方のストレッチを行い、より体の変化が大きかったほうを優先して解消していきましょう。
「浮輪肉」がつきやすくなる【猫背】
こんな人は注意
□背中、かかとを壁につけて立つと、後頭部が壁につかない
□壁に背中向きに立つと、頭はつくが腰が反っている
□わき腹の肋骨のいちばん下から骨盤の間に指を当てて押しても、指が入らない(3~4本入ればOK)
①背中の表層にある筋肉を伸ばす
背中のわき腹側にある「広背筋」が硬くなると、その奥にある「腹斜筋」も動かなくなり、背中が丸まる原因に。まずこの筋肉をしっかり伸ばして!
両ひじをついて四つんばいになり、左ひじをついて、右手を左手の延長線上、できるだけ遠くに伸ばして30秒キープ。
※手を入れ替えて、反対側も同様に。
むずかしい人は
手を伸ばせる範囲で前に出して。反対側の延長線上まで届かなくてもOK。
※体を伸ばすときは、「痛気持ちいい」くらいに。呼吸をしっかりすることも忘れずに!
②わき腹の筋肉を伸ばす
浮輪肉を目立たせてしまう原因は、わき腹にある「腹斜筋」が固まっているから。ここをほぐして、弾力を取り戻すと、メリハリのある体に!
左足を前に出し、床に右ひざをついて、片ひざ立ちになる。左手は腰に当て、右手を耳の横に上げて伸ばす。
右手を上げた状態で上半身を左に倒して、30秒キープ。
※足を入れ替えて、反対側も同様に。
③わき腹の筋肉を伸び縮みする
「腹斜筋」を片側ずつ交互に伸び縮みさせることで、筋肉がバランスよく柔軟に動かせるようになります。
ひざ立ちになり、左手を上げて、右手を下げる。
上半身を左に倒しながら床に向かって右手を下げ、わき腹をギュッと締める。
左手を上に伸ばしたまま、元の姿勢に戻る→上半身を倒す→戻すを1秒ごと交互に30秒間繰り返す。
※足を入れ替えて、反対側も同様に。
さて…
貴方は 大丈夫?