「骨盤底筋群」の働き
(1)内臓を支える
先ほど、骨盤は器のような形をしていて器の底は空洞になっているというお話をしました。その器には、私たちの大切な内臓が乗っかるように位置しています。
その大切な内臓が落ちないように、骨盤の空洞の穴をおおうようについているのが「骨盤底筋群」なのです。
(2)排尿・排便・生理などをコントロール
くしゃみや咳をした時に「尿漏れ」が気になったことはありませんか?
私たちは普段の生活のなかで、尿や便などの排泄物が出てこないように骨盤底筋群でコントロールています。
排泄をする際は、骨盤底筋群が緩むようになっています。
骨盤底筋群は「締める」「緩める」を自分の意志でコントロールすることができる筋肉なのです。
(3)コルセットがわりに
健康診断等でレントゲン写真を撮ったことがある方は、
胸の部分のレントゲン写真を思い浮かべてみてください。
骨盤の上には背骨があり、肋骨がついています。
肋骨と骨盤の間の骨は、背骨です。
実際は背骨だけではなく、
私たちの大切な内臓があります。
骨盤底筋群を含む「腹横筋」「多裂筋」「横隔膜」の
インナーユニットと呼ばれる4つの筋肉が、
私たちの大切な内臓を包み込みコルセットのように
身体を支えてくれているのです。
このように、、、
骨盤底筋群は私たちの身体の大切な筋肉です。
女性の身体は、男性にはできない、
「出産」という神秘的で大切な働きをします。
そして、、、
出産や加齢とともに身体の機能は
衰えてゆくのも受け入れなくてはならない事実です。
骨盤 背骨を整えましょう♪