タバコよりも健康に害を与える可能性のある食品とは、一体なんでしょうか?
添加物だらけのコンビニ弁当?
砂糖がいっぱい入った甘いお菓子?
トランス脂肪酸たっぷりのマーガリン?
もし、あなたが健康に気をつけている方なら、こういった食事は避けているかもしれません。
しかし、もっと身近な食べ物が、あなたの健康に見過ごせない悪影響を与えています。
タバコより体に悪い可能性がある、身近な食べ物。
それは、、、パン。
最近の研究では、パンに含まれる「グルテン」が、腸に穴をあける可能性を指摘しています。
リーキーガット症候群と呼ばれ、喘息や、アトピーなどのアレルギー症状、肌あれ、慢性的なストレス、統合失調症やうつ病、自閉症など、さまざまな問題につながります。
それだけでなく、認知症やがん、心臓病など健康寿命を縮める病気につながることもわかってきました。
健康法の一種として、盛り上がりを見せた「グルテンフリー」も、最新の研究でこういったことが明らかになってきたことが背景にあると思います。
しかし、さまざまな研究から、体に悪いことが証明されているにもかかわらず、「グルテンフリー」を実践している人は、まだまだ少数ですよね。
なぜでしょうか?
もちろん、パンが体に悪いという知識を持っていない人が過半数であるということもありますが、、、
「わかっててもやめられない...」
パンの健康被害を認めながら、こんな風に言う人がいます。
まるで、タバコや麻薬のようですよね。
実は、パンは麻薬といっても過言ではありません。
なぜなら、炭水化物には中毒性があるから。
正しく言うと、炭水化物から食物繊維を取り除いた”糖質に中毒性”があります。
驚くべきことに、糖質とコカインは、脳に似たような影響を与えることがわかっています。
ここで、チェックしてみましょう。
●ご飯を食べた後、頭がぼうっとしたり、疲労感を感じる
●朝食をしっかり食べたのに、11時ごろには空腹感を覚える
●白米やパンを食べ始めると、ついつい食べすぎてしまう
●食後に満足感を感じられない
●就寝前に、お腹が空いて我慢できずに食べてしまう
●ジャンクフードや甘いものを見ると、つい手が伸びてしまう。
いくつ当てはまりましたか?
1つでも当てはまるのであれば、“糖質中毒”かもしれません。
もう一つ聞いてみましょう。
パンや白米を昼食時に食べて、お昼から仕事が手につかないくらいの強い眠気におそわれたという経験はありませんか?
そんな経験をしながらも、ついついコンビニの菓子パンコーナーに、足が向かってしまう人は、すでに”糖質中毒”かもしれません。
腸に穴を開けて、がんなどの病気を引き起こす「グルテン」を持ち、コカインと同じような中毒性のあるパン。
正直、タバコより恐ろしいと思いませんか?
でも、多くの人が、パンを食べることが、体に悪いなんて思っていません。
それもそのはず。
国をあげて、炭水化物を摂取することを勧めているから。
厚生労働省が発表している「食事バランスガイド」では、1日の食事の60%を炭水化物にすることを推奨しているのです。
一方、栄養学が進歩している健康意識の高いアメリカでは、炭水化物は食事の中心ではありません。
日本の栄養学は、先進国の中で、あきらかに遅れているのです。
その証拠に、コンビニやスーパーで売られているパンの包装紙にアニメキャラクターが採用されていたり、子どもにジャンクフードを勧めるようなCMがテレビで流れていますよね。
「食」に関心の高いアメリカや、韓国では、アニメキャラクターなどを用いた食品広告は行ってはいけないという決まりがあるというのに...
さらに、残念なことに、栄養学にくわしいはずの、医師や管理栄養士の多くが、間違った栄養学をいまだに信じています。
日本の間違った栄養学を紹介すると、、
・糖尿病患者に、治療食として白米を食べさせる
・脂質が心筋梗塞を引き起こす
・タンパク質や脂質で、血糖値が上がる
・脳はエネルギー源として、糖質しか使えない
などなど、あげだしたらキリがありません。
医療は進歩しているにもかかわらず、生活習慣病が増え続ける原因は、この間違った栄養学と言ってもいいかもしれません。
いくら健康的な食生活を送ろと思っても、日本の間違った栄養学を信じていたら、あなたが健康になることは難しいでしょう。