世界トップクラスの
添加物大国である
日本の現状
添加物だけではなく、
「農薬」も問題の一つです。
たとえば、
残留農薬の問題。
農薬が使用された際に
農作物や土壌などの
環境中に残る農薬のことです。
もともと市販の農作物には
30%~40%ほど農薬が
残留していると言われていて、
中毒症状など
人体への影響が問題視されてきました。
以前は
残留基準が定められていない農薬は、
検出されても規制できなかったのですが、
食品衛生法が改正され、
2006年からはすべての農薬に関して
規制することが可能になりました。
一方で
海外から入ってくる野菜や果物に対して
「ポストハーベスト農薬」が
問題になっています。
これは農産物の収穫後に使用される、
防虫、殺虫、防カビなどを目的とした
農薬(化学薬品)のことです。
栽培中に使用される農薬とは異なり、
出荷される作物に直接薬品を散布
したりするために残留濃度が高いことが
問題になっています。
さらに、
近年では世界中で
禁止・規制がされているくらい危険な
「ネオニコチノイド系農薬」
をいまだに使い続けるなど、
日本の生産現場は
世界との距離が
開いていく一方であることは
間違いありません。
自分だけではなく、
家族や大切な人の健康をつくる
「食」の裏側を知らなければ
家族が添加物や農薬を体に溜め込み、
ある日突然、病気として
何らかの症状が出てしまう可能性があります。