こんにちは!
今回もまたまたミネラルのお話をしていきます!
今回はリンのお話。
リンは体の中の全て生物にとって欠かすことのできない、様々な細胞に含まれているミネラルです。
体にたくさん含まれているにも関わらず、普段あまり耳にしないリンについて詳しくご紹介していきます。
はたらきは、エネルギーを作る助けになります。
リンは体の中でエネルギーを作り出すうえで重要な役割を果たしています。
また、脂質の代謝とも深く結びついていることが知られています。
また、リンはカルシウムと同様に骨や歯を形成するほか、DNAを形作るという重要なはたらきを持っています。
含まれる食品は魚介類、穀類、卵類、乳類、豆類などに多く含まれています。
またリンは食品添加物にも多量に含まれています。
食品添加物が多く含まれる食品を頻繁に食事に利用する方は、摂り過ぎに気を付ける必要があるでしょう。
摂取の注意点は、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を妨げてしまうことです。
長期間にわたってリンを摂り過ぎると、腎機能が低下してしまうなどの問題が生じることが分かっています。
ちなみに、リンは多くの食品に含まれているため、一般的な食生活のなかで不足してしまうことはほとんどありません。
最後にセレンというミネラルのお話。
セレンは動脈硬化やがんなどを引き起こす物質のはたらきを抑制する重要な働きをするミネラルです。
セレンは体にとって必要な量と毒となる量が非常に近いため、摂取に注意が必要です。
働きとして、体の中で起きる抗酸化反応で大きな役割を果たしていることが知られています。
魚類、肉類などに多く含まれています。
過剰摂取すると爪の変形や脱毛にもつながります。
セレンは毒性が強いため、過剰摂取には特に注意が必要なミネラルです。
日本の食生活ではセレンが不足することはほとんどないので、摂取不足を心配する必要はありませんが、一気に摂り過ぎると心筋梗塞や呼吸困難を引き起こすこともありますので、注意が必要です。
このまま不足や過剰摂取の心配が少ないミネラルなどもお話していこうと思います!
次回に続きます。
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