若い人にも起こるメニエール病とは?(2024年04月25日 19時00分) 同心整骨院

こんにちは!
今回はメニエール病についてお話していこうと思います!

メニエール病とは、体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の内耳と呼ばれる部分にリンパ液がたまることによって生じる病気のことです。
30～50歳代で発症することが多く、発症すると耳が詰まったような違和感や軽度の聴力低下が引き起こされます。
そして、体の平衡感覚に異常が起きて回るようなめまいが生じ、耳鳴りやさらなる聴力の低下が起こるようになるとされています。

このような症状は通常片方の耳のみに生じますが、もう片方の耳に発症することも多く、一度症状が治っても再発を繰り返していく過程で聴力が徐々に低下することが特徴です。

基本的な治療は薬物療法ですが、メニエール病は治療が難しいことも少なくはありません。
また、メニエール病はストレスや疲れがたまったときに再発しやすいため、生活習慣を改善し再発を予防していく必要があります。

原因はどのようなメカニズムで内リンパ水腫が生じるのか明確には解明されていません。
内耳構造の生まれつきの異常やアレルギー、免疫の異常、内耳への血流不足などが要因として挙げられており、単独ではなくいくつかの要素が重なって発症するとも考えられています。

症状で特徴的なのはぐるぐる目が回るような回転性のめまい、耳鳴り、難聴、吐き気などです。

発症の仕方は個人差がありますが、一般的には耳が詰まったような違和感や耳鳴り、聴力の低下などが突然現れ、その後めまいの発作が生じます。

めまいの発作は30分から数時間続くことも多く、吐き気や嘔吐を伴うことも少なくありません。

そしてメニエール病はいったんこれらの症状が治まったとしても再発しやすいことが特徴のひとつです。
再発を繰り返していくうちに症状は悪化していき、特に聴力の低下は発症当初は低い音のみ聞こえにくくなるものの進行すると高い音も聞き取りにくくなっていきます。

今回はここまでとなります!
次回もお楽しみに～