こんにちは!
今回は橋本病(慢性甲状腺炎)についてのブログになります。
慢性甲状腺炎とは、甲状腺に慢性的な炎症が引き起こされることによって徐々に甲状腺が破壊され、甲状腺ホルモンの分泌が低下していく病気のことです。
免疫機能の異常によって引き起こされると考えられており、自身の甲状腺を攻撃する「自己抗体」と呼ばれるたんぱく質が生成されることで発症します。
しかし、どのようなメカニズムでこのような免疫の異常が生じるのか、はっきりと解明されていないのが現状です。
甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を活発にするはたらきがあるため、慢性甲状腺炎を発症して甲状腺ホルモンの分泌が低下し不足すると、体重増加やむくみ、脱毛、皮膚の乾燥、抑うつ気分、眠気など様々な身体的・精神的症状を引き起こします。
また、この病気は比較的発症頻度が高い病気であり、特に30~40歳代女性に多く発症します。
成人女性の10人に1人の割合とされており、治療は不足した甲状腺ホルモンを補う薬物療法が行われますが、発症者すべてに必要となるわけではありません。
補充が必要なほど甲状腺ホルモンが不足するのは発症者の4~5人に1人であるのも特徴の一つであり、発症に気づかないまま過ごしているケースも多いとされています。
今回はここまでとなります!
次回もお楽しみに。
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