高い基礎体温
基礎体温を高温期で37℃、低温期で36.5℃と高くすることがなにより大切です。
欧米人に不妊・不育症が少ない理由のひとつに、基礎体温の差があるといわれています。欧米人の基礎体温はおおむね37℃以上あり、38℃になって初めて微熱とされています。
これに対して日本人は、骨格や体質の違いもあって低体温・低血圧であることが多く、全身の血流が悪くて手足が冷えたり、下半身が冷えて上半身がのぼせたりするといった血液の偏重が見られます。
・筋肉の凝りの解消
筋肉は多いところで8層に重なり、日々のストレスや長時間同じ姿勢を続けることなどによって筋肉は自然に凝っていきます。
これが長く続くと筋肉はどんどん硬く、太くなり、筋の間を走っている神経や血管を締め付けてしまうのです。
凝った筋肉に挟まれた神経が麻痺した結果、その神経に支配されていた身体の機能が低下し、血管が圧迫されることで血行不良を引き起こします。
こうなると卵巣に十分な血液が行き届かないため、女性ホルモンのバランスが崩れ、卵胞の育ちが悪くなり、妊娠可能な成熟卵まで成長させることが困難になります。
鍼灸治療は、加齢と共に低下してしまう体温、新陳代謝、血流、免疫力、ホルモン分泌量などの不足を補い、身体が本来持っている能力を最大限に引き出していきます。
筋肉が柔らかくなり体調も良くなり、生理が安定したり、肌の状態が良くなってハリがでて潤ったり、ストレスやイライラがなくなり、気持ちが安定してくるといった効果も認められています。
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