東洋医学で考える睡眠の原理とは、体を流れているエネルギーが、夜になって体の内側をスムーズに流れるとしっかりと眠れると考えられています。
日中活動しているときはエネルギーが体の外側(脳や目、筋肉など)を回っています。そうする事で十分に精神活動や身体活動を行う事ができるのです。
そして夜になると、体の内側を流れる事で正常な睡眠が起こるのですが、何らかの原因によりしっかり内側を巡らないと不眠症などの睡眠障害が起こってしまいます。
睡眠障害の方の特徴として、後頭部から首の後ろ、後頭下筋群の硬さがよく見られます。赤ちゃんが眠る時に首裏を触ると温かくなっていて、脳に血流を良く送っているサインで、眠る準備に入っているといえます。頸部が硬いと脳に回る血流も悪くなるため睡眠に障害がでると考えられるので、後頭部の柔軟性も治療には欠かせません。
後頭部の睡眠によく効くツボに刺激を与える事で脳へ血流を送りやすくする事が大切です。
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