秋から冬にかけて健康的に過ごすために!(2024年09月13日 18時00分) 最終形美

まだまだ暑さの厳しい日が続いていますね!
外に出ると大量の汗、室内や電車の中はエアコンの効きすぎ、冷たいものも欲しくなります。しかし夏の終わりから秋にかけて体調を崩しやすい方、冬の冷えがつらい方はこの時期から体調を整えておくことが大切です。
この時期には、体の外から暑邪(しょじゃ)・湿邪(しつじゃ)と呼ばれる邪気が入り、体調を崩しやすくなり、汗をかいて体内の老廃物を発散させることも大事なのですが、大量の汗をかくと水分とともに「気(生命活動のエネルギー)」も消耗してだるさを感じやすくなります。
また、日本は暑さだけでなく湿度が高いのが特徴、このじめじめした気候はからだに余分な水分をためやすく、湿気を嫌う「脾、胃」の臓腑を特に弱らせることになり、東洋医学では「脾・胃」は食べ物を消化・吸収してつくられたエネルギーを全身にめぐらせてくれたり、体内の水分代謝の管理を行ってくれる役割を持っているので、この機能が落ちると、からだが重だるく感じたり、むくみ、食欲不振、お通じなどの症状が出やすくなってきます。
今の時期、秋から冬を健康に過ごす為にもお身体の養生をしましょう!