今日は冷えますね!
暦の上では立冬(11月上旬)~立春(2月上旬)までのおよそ3か月間は冬であり、中医学ではエネルギーの消費を抑えるために気血といった栄養成分を貯める時期とするのが養生として正しいと考えられています。
この時期は春夏のように積極的に行動を起こすのではなく、静かに知識や栄養を蓄えることを基本とするのがよいです。
冬は五臓のうち「腎」と関係が深く、ホルモンの分泌を中心に、人間の成長や老化に深く関与する部位として考えられています。
冷えにより腎の働きが弱まりやすくなるため、冬の冷えから体を守らないと老化を促進してしまうことになり、冷えと乾燥が
が合わさることで、粘膜や皮膚にダメージを与え、風邪などのウイルスが流行るわけですね。
腎を補う食材としてはまず「黒い食材」!
黒ごま、黒糖、黒豆、海藻類、きくらげなど、これらの食材に体を温める作用のある生姜、人参、にんにく、にら、ねぎなどを合わせるとさらに良いです!
適度な塩辛さ「鹹味(かんみ)と呼びます」を持つ食材は腎を元気にするとされますが、摂り過ぎは逆にむくみや腎に負荷をかけてしまうことになるためご注意下さいね!
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