東洋医学には治療原則がいくつかあります!
「先急後緩、先補後瀉」といい、急な症状があればそちらを先に治療し、慢性の緩やかな症状は後で治療しましょうという意味です。
「急なれば則ちその標を治し、緩なれば則ちその本を治す」と、2000年前の医学書にも書かれていて今も原則は同じです。
慢性疾患では、しばしば複数の症状が同時に出現することがあり、その際は新たな症状から先に治療し、元々の内臓の症状の治療は一時後回しにするのが原則です。
例えば、風邪などで一時的に風邪の治療を優先する場合がこれに当たり、ところが、内臓の症状(例えば激しい下痢など)が強い場合は先にそちらを治療していきます。
いずれにしても風邪などの新たな病態が出現した際には普段とは状態が異なるため、もともとの治療をいったん中止して、新しい症状の治療を優先することが、慢性化してしまった症状を緩和していくには良いですね!
なので、普段の施術以外の気になる症状がございましたら、ご遠慮なくご相談ください^^
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