養生訓は、儒学者でもある「貝原益軒」が書いた本で、この方は平均寿命が40歳程だった江戸時代に84歳まで生きたご長寿さんです。
身体の健康だけでなく心の健康についてまで書かれているのが特徴で、300年以上前に書かれたものですが、現代でもこれを基にして様々な健康に関する書籍がありますね!
養生訓の中には気血を巡らせるというフレーズが何度も出てきて、つまり、酸素をしっかり取り入れて、不要な二酸化炭素をしっかりと外に出すこと、血液が全身をくまなく循環し、脳や臓器が適切な温度を保つこと
(温めれば良いということではない)
気持ちの浮き沈みがあっても停滞させず、心の「陰陽」のバランスを取ること
(交感神経と副交感神経のバランスを取る)
…ということが重要だと書いてあります。
呼吸が浅い、血行が悪い、精神的ストレスで心が乱されているということですね。
流れが悪い川の水は腐りやすく、
動かしていない扉の蝶番は錆びついてしまうと書かれています。
気血の巡りが悪いかな?と気になる方は、気血の流れの調整をする鍼灸治療がおすすめです!
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