春から初夏へ向かう今の時期、体の不調はどうしておこるのでしょうか?
冬の間は静かに蓄えていたホルモンの働きが、春になると急に活発になるために、気持ちが不安定になって「楽しみたいのに何だか力が入らない、体が追いつかない」といった状態になることも。
これは東洋医学でいう健康の状態、「気・血・水」の「気=元気や気力など、目に見えないエネルギー」がスムーズに流れていないことで起こります。
人間の体内の気も、春は上半身に溜まりがちになって、それも心と体のバランスの不安定さにつながっています。
最近は湿気が多くなってきた事もあり、体内の「水」が停滞しやすくなると、むくんだり、暑さで体が火照ってのぼせたりします。この、真夏とは異なる暑さの梅雨は、食欲不振や胃の不快感が起こりやすい時期とされ、湿気に弱い消化器系の働きを助け、食べ物の栄養を体に巡らせると不調を防ぐのに役立ちます。
この時期特有の疲れやだるさで「頑張れない、無理がきかない」と思ったら、自律神経の交感神経(活動時)と副交感神経(休息時)のバランスをよくする鍼灸を生活に取り入れてみてくださいね!
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